肺がんじゃなかったブログ

40代で肺に腫瘍が見つかった男性の日記です。

手術3日後。退院が正式に決定。

2月23日

読書と菓子パン

昨日の朝方は今までで一番痛みがひどく、あまりよく眠れなかったのですが、この日の朝は昨晩の薬の時間を遅くしたせいか、痛みもそこまでひどくはありませんでした。

比較的よく眠れたのではないかと思います。

そして朝イチで、苦手な採血。しかしこれが入院中の最後の採血だと思えば耐えられます。

看護師さんに「どうしても採血の苦手が克服できない」という話をしたところ、看護師さんたちはみんな、最初は友達どうしで練習するという話をしてくださいました。凄いです。

採血に限らずですけれど、医師や看護師さんたちって本当に凄いな~と、今回の入院で思い知りました。とても僕には真似できません。本気で尊敬してしまいます。

無事に採血を終え、朝食後しばらくしてからレントゲン撮影。この日は日曜だったため、院内はものすごく静かでした。

明日の退院はほぼ決まっている感じではあるのですが、今日の採血とレントゲンで本決定とのことで、その結果が待ち遠しい。

で、採血とレントゲンを終えた僕は、もう特にやることがなくなってしまい…。入院後初めて読書に没頭してみました。僕は元々読書が大好きで、入院に際し何冊か本を持って来てはいたのですが、手術前はなんだか落ち着かず、手術後も体の不自由さが気になってしまい、結局ほどんど読むことができず。

ですのでようやく落ち着いて読書できた気がします。

そして、体が回復してきますと、やけに腹が減るんですよね。ちゃんと毎食のご飯は完食してるんですけど、それだけでは足りなくて。体が欲しているのかもしれません。

僕が手術したのは肺ですので、特に食事制限などはありません。ですので術後初めて、他の階にある売店まで足を運んでみることに。ちょうど水も少なくなってきたので、水を買いつつ、パンか何か買い求めようと。

で、熟考の末に菓子パンを購入。

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久しぶりに食べた菓子パンは、とっても美味しかったです。

お昼前にも関わらず、ペロっと食べてしまいました。

自分の足で買い物に行けるというのも嬉しかったです。

 

お見舞いについて

午後になり読書をしていると、茅ヶ崎に住んでいる僕の従姉妹たちがお見舞いに来てくれました。

入院前、僕の友人たちも「お見舞いに行く」と言ってくれていまして、術後に顔を見に来てもらおうかと思っていたんです。しかしながら、思った以上に早く退院が決まりそうなので、正直お見舞いに来てもらう暇もありません。

ですので友人たちには、「お見舞いはいいので、盛大な快気祝いをしてくれ」と。酒池肉林のやつをと。そうお見舞いをお断りすることにしました。コロナウィルスでも騒がれている時期でしたし、その方が良いのではないかと。

僕の手術のことは、友人たちには事前に伝えてはいましたが、家族以外の親族には話していませんでした。

親族には、手術が無事に終わり、その後に両親から連絡をしてもらった形です。

僕には小さい頃からよく遊んでいた母方の従姉妹が茅ヶ崎と横浜にいまして、彼女たちがどうしてもお見舞いに行きたいと言ってくれたようで、この日に茅ヶ崎の方の姉妹が旦那さんと共にわざわざ足を運んでくれました。(横浜の方の従姉妹は日程的に間に合わず。)

家族以外の初めてのお見舞いです。

お見舞いというのはやっぱり嬉しいものですね。調子に乗って喋りすぎたりすると少々疲れちゃったりするので、そこは気を付けないといけませんけれど、来てもらえるということは間違いなく嬉しいです。

この日は入院後初めて嫁が仕事で来れない日ではありましたので、人恋しかったというのもあるかもしれません。笑

従姉妹たちもすっかり元気になった僕の姿を見て、安心して帰って行きました。

 

退院が正式に決定

従姉妹たちも帰り、読書をしたりシャワーを浴びたりして過ごしていますと、看護師さんがやって来て、明日の正式な退院の決定を教えてくれました。

退院はほぼ決まりだとは聞いていたのですが、こうして正式になりますと、その喜びもひとしおです。

同時に、このお部屋とも今日でお別れなんだな~、病院での夕食は今夜が最後なんだな~と思うと、なんとも言えない寂しさもありました。

この景色とも明日でお別れです。

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18日の入院から明日でちょうど一週間。

最初は不安で押しつぶされそうだったのが、手術を乗り越え、こうして一日一日回復していき、ついに明日退院。

きっとこの気持ちって、入院を経験された人は皆さん同じじゃないかって思うんですけど、うまく言葉にできないくらい、感慨深いものがあるんです。

怖くてたまらなかった手術も、退院の日のことを思い描いて、なんとか前向きに考えてきました。

それが明日には実現するんです。

病院での最後の夕食を終え、消灯時間を迎えた後、しばらく窓からの景色を眺めて過ごしました。

きっとこの景色を、僕は忘れないと思います。