2021年2月20日
手術から今日で一年
僕が肺の手術を受けたのは2020年2月20日ですので、今日で一年が経ちました。
まず、現在の僕の体の状態なのですが、もう完全に手術前の状態に戻っています。
僕の場合は、術後のだいぶ早い段階から「日常生活には何の支障もない」と言える感じにはなっていましたが、一年経ってその状態はより完全になっているのではないかと。
傷の痛みというのも、ほぼありません。
たま~に傷の部分が固いものにあたったりしますと、少し痛みはしますけれど、普通にしている分には痛くも痒くもないです。傷痕も残ってはいますが、かなり薄くはなっています。
毎度毎度おじさんのこんな画像ですみませんが、今はこんな感じです。
しばらくは、傷から少し下、肋間神経痛的なものもあったのですが、今はもうそれもほぼゼロです。
術後少しの間は、痛かったですし、ホッチキスのところが化膿しちゃったりしましたけど、一定の期間が過ぎた後は、ただただ知らぬ間に回復をしていきました。
人間の治癒力は凄いです。
傷痕さえなかったら、手術したということが自分でもわからないくらい、元通りになってますからね。
つまり今では、僕の体で唯一手術の痕だけが、手術したことを証明できるものになっています。
昨年の今ごろは
最近よく「昨年の今ごろは」って考えるんです。
今、このブログを書いているのは、夕方の15時ですが、昨年の今ごろは手術が終わって、嫁や両親と面会していた頃かな~とか。
そして今日に限らず、昨日だったら手術の前日で不安だらけだったこととか、病院の窓からの景色とか。
あのとき同じ病室にいた皆さんは、今どうしているんだろう、とも。
ちなみにこちらが、一年前の記事です。
時間とともに記憶というのは薄れていくものではあるのですが、一年前のこと、まだまだけっこう鮮明に覚えていたりはするんです。そのときの気持ちを思い出したりもします。
そして今こうして元気でいられることが、本当に幸せです。
ありきたりな言葉かもしれませんけれど、健康でいられるというのは、当たり前の日常を過ごせるというのは、何にも勝る幸せです。
いつか必ず死は訪れますが、それまではできるだけ健康で生きていられたら、と。
長生きだけが全てではありませんし、防ぎようのない病気や怪我はどうにもなりませんけれど、せめて防ぎようのあるものに関しては、できるだけ意識していこうと思います。
そして死ぬときに「いい人生だったな~」と思えるように、限りある時間をしっかり使って、生きていこうと思います。