肺がんじゃなかったブログ

40代で肺に腫瘍が見つかった男性の日記です。

はじめに

自己紹介

はじめまして。僕は昭和51年生まれの43歳男性です。

出身は長野県の茅野市。八ヶ岳の麓で生まれ育ちました。

高校卒業後に上京し、大学に通ったり、バンド活動をしたり、会社を立ち上げたり、紆余曲折を経て、現在はそこそこ落ち着いた日常を過ごしています。東京在住です。

既婚者でして、最愛の妻と二人、のんびりと暮らしております。

子供はいませんが、弟夫婦に3人も子供がいますので、そいつらをおもいっきり可愛がっています。

僕はこれまで大きな病気も怪我も一度もしたことがなく、入院を経験したことがありません。

唯一子供の頃、小児喘息でじゃっかん苦しい思いをしたことはありますが、それ以外は基本的に健康体で、病院というものも縁遠い存在した。

しかし43歳の秋。

肺に腫瘍が見つかるという、思ってもいなかった事態が、突然我が身に降りかかりました。

 

このブログを始めるにあたって

僕はこれまで、ブログを3つ書いておりました。趣味である神社巡りのブログ、ドラマ相棒に関するブログ、雑記ブログの3つです。

ブログを始めたのはこの数年ですが、元々文章を書くのが好きでして、いつの間にやら記事数も増え、ブログ自体も3つに膨らんでしまいました。

そして今回、上の3つに続き、こちらの4つ目のブログを始めてしまうことに。

僕は本当は4つめのブログとして、大好きな読書に関するものをそろそろ始めようかな~と思っていたんです。

しかしながら突然やってきた健康上の問題について、やはりどうしても書かずにはいられなかったんです。

病気というテーマを扱うことに関しては、躊躇もありました。他のブログと同じように、趣味の延長上みたいな感じで書いてしまっていいものなのか?ブログのネタにしてしまっていいものなのか?暗いもの、重たいものにならないか?などなど色々と考えてしまい、書き出すのが遅くなってしまいました。

しかしながら、物書きとは呼べないまでも、これまでそれなりの量のブログを書いている自分としては、「書く」ということに関して、自分の持っている数少ない特技であるとも思っています。ですのでその特技を生かして、「癌」というものについて、書いてみるのもありなのではないかと、そう思うようになりました。僕の文体ならではの、伝え方があるはずだと。

もちろんそこには、病気というものを糧にしてやろうという、貪欲な気持ちもあります。

この経験を、残さないのは絶対に勿体無いと。

いつかこれが誰かの役に立てる日がくるかもしれません。力になれる日がくるかもしれません。

そんなわけで、このたび4つ目となるブログを始めました。

読む方がどのような受け止め方をするのかはわかりませんが、いきなり病気というものに直面してしまった自分のことを、ありのままに書いていきたいと思います。

 

ブログのタイトルと時系列について

当初、このブログのタイトルは「肺がんかもしれないブログ」でした。

これはブログ開始時は、腫瘍が良性なのか悪性なのかわかっていなかったからです。

腫瘍のある場所や大きさなどから、事前の検査で判別することが難しく、手術してみないとわからないと。

経過観察という選択肢もあったのですが、悪性だった場合、悪さを始めてからでは厄介なことになりかねないので、今のうちに取ってしまう方が安心だと、手術という選択をしました。

手術にて良性だった場合には、「肺がんじゃなかったブログ」、悪性だった場合には「肺がんになったブログ」とかに変更する予定でおりました。

そして手術の結果、悪性ではなかったことが判明しましたので、ブログタイトルも「肺がんじゃなかったブログ」に変えさせて頂きました。

そのような事情があっての、タイトルの変更でありますこと、ご了承くださいませ。

また、この記事も含め、記事自体は後から回想して書いておりますが、時系列はわかりやすい方が良いかと思いまして、投稿日を実際の日付に合わせて指定しております。そちらもご了承くださいませ。

急造なブログですので、まだまだ整理できていない部分も多いかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。