肺がんじゃなかったブログ

40代で肺に腫瘍が見つかった男性の日記です。

退院から一週間。病理検査の結果は「類上皮細胞性肉芽腫」

3月2日

退院から一週間

2月24日に退院してから、今日で一週間です。

この一週間、特に何かをしていたわけではなく、基本は自宅でのんびりと過ごしていただけなんですけど、あっと言う間に過ぎていきました。もう一週間経つというのが、信じられないくらいです。

ついこの前まで、手術をして病院にいたということが、なんだか夢の中の出来事のようにすら思えてしまいます。

しばらくは自宅療養ということで、読書をしたり、映画を観たり、溜まっていた仕事を少し片付けたり…と漠然と思い描いていたのですが、蓋を開けてみれば、それらはほぼ何もできないまま。一体俺はこの一週間、何をしていたんだ?と疑問に思ってしまうほどです。笑

そんな感じで、特に何かをしたわけじゃないんですけど、日常生活にはすぐに順応していくものです。まだ完全ではありませんが、自宅で過ごしている限りは、すっかり入院前の感覚に戻っています。

毎日のウォーキングも欠かさず続けています。お隣の駅まで歩いたり、そこそこの距離を歩くようにしていますと、日に日に疲れやすさもなくなっていき、体力や呼吸機能も戻ってきたように感じます。

手術後の痛みの方も、じょじょに軽減されてきました。ただ、三ヶ所ある手術の傷のうち一ヶ所が、ホチキス部分が化膿したこともあり、少々治りが悪いようでして、そこの痛みが気になります。また、その傷の周辺も術後から痛みが残っていて、まだ完全には抜けていません。

僕は入院前、肩凝りがひどく毎日ラジオ体操を続けていたのですが、傷の痛みが故に、まだ再開できていません。早いとこ再開したくてたまりませんが、あと少し我慢です。

退院時には、一週間後にはもっと動けるようになっていると思っていたんですけどね。やはりそんなに甘くはなく、回復していくにはそれなりに時間が掛かるものだと、改めてそう認識しました。

とはいえ、一日一日良くなっていることは間違いないと思うので、ゆっくり焦らず、辛抱強く。

あとは時間が解決してくれるはずです。

 

外来にて抜糸

傷のホチキス部分が一部化膿してしまったため、急遽一昨日には一度病院を訪れていますが、本来は今日が退院後初の外来予定日です。この外来診察で、抜糸もして頂く予定でした。

診察前にはレントゲンと採血。

僕は採血が苦手だというのはこれまでも何度か書きましたが、この数ヶ月間、間違いなく自分の人生で最も頻繁に採血を行いました。しかしながら、苦手意識は克服できず。

何度やっても、怖いもんは怖いです。

病院に到着し、まずはそんな怖い採血を済ませます。ほんと、終わってしまえばあっと言う間なんですけど、そこまでが怖いんですよね。

レントゲンも済ませ、しばし待った後に診察室に呼ばれ、久しぶりに担当の先生と再会します。

一昨日に化膿で急遽訪れた件も引継ぎで把握されていましたので、まずはそれも含め、傷の状態を確認です。結果、現在は全く問題ないとのこと。一安心です。

そしてまだ残っているホチキスを外し、ドレーンの傷の抜糸もしてもらいます。一昨日のホチキスは化膿していたためか少々痛かったのですが、今日は痛みはほとんどありませんでした。

傷の状態は問題ないとのことですが、血液検査でまだじゃっかんの炎症が見られるため、来週もう一度来てください、と。その際にまた血液検査をするみたいです。それが一番の憂鬱です。

傷の状態は毎日嫁に見てもらったり、鏡で自分で見たりはしているのですが、やっぱり当たり前ですけど、ちゃんとした判断は素人ですのでできませんので、こうしてお医者さんに診てもらうのが一番確実です。

一瞬は一部化膿したものの、とりあえず大丈夫そうで安心です。

抜糸などが一通り終わり、続いては手術で切除した僕の腫瘍に関する、より詳しい病理検査の結果が出たとのことで、その説明を受けることに。

 

類上皮細胞性肉芽腫

手術の結果、僕の肺にあった腫瘍は癌ではなかったことが既に判明しています。

自分の中では癌という結果もじゅうぶんに想定していたので、その結果は本当に幸運でした。

癌ではないといことは術中の簡易検査というので判別されましたが、じゃあ良性だったとして、それがどのようなものなのか?というのは、さらに詳しい病理検査をしないとわからないそうです。検査結果が出るまで一週間ほど掛かるとのことで、入院中には聞けませんでしたので、今日その結果も聞くこととなりました。

そして先生の口から出たのは、「類上皮細胞性肉芽腫(るいじょうひさいぼうせいにくがしゅ)」という、なんだか難しい、僕は初めて聞くワードです。

ですのでもちろん、類上皮細胞性肉芽腫とは何なのか?先生に問うてみますが、いまいちよくわかりません。サルコイドーシスというワードも出ました。

とにかく僕の類上皮細胞性肉芽腫は、「悪性所見は認められない」と検査結果にもはっきり書いてありましたし、問題はないというのは間違いなさそうです。

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類上皮細胞性肉芽腫ができる原因も様々とのことで、今後は内科にて、その辺りを調べていきましょう、という方向になりました。

つまり、現段階では僕の類上皮細胞性肉芽腫は、どのような経緯でできた、どのようなものなのかは不明ということですね。悪いものではないけれど、何なのかはわからないよ、と。そういう結果だと受け止めました。

悪性ではなかったものの、類上皮細胞性肉芽腫というものがいまいちわからないので、新たな不安も芽生えます。

しかし類上皮細胞性肉芽腫がまたできる可能性はあるのか?と先生にお尋ねしましたら、その可能性は低いとの回答。それで少し安心です。

今後、同じ大学病院の呼吸器内科での診察か、もしくは最初に僕が通院した病院での呼吸器内科か、どちらでもかまわないとのことで、通いやすい方の、最初にお世話になった病院に戻ることになりました。急ぐものではないとのことで、次回の外来で傷の確認をした後、正式にそのような形で進めていきましょう、と。

手術で良性だったことがわかり、僕はそれでもう終わりだと思っていて、内科に戻るということを想定していなかったので、そういう部分では少しだけ凹みます。

ただ、どちらかというと内科での今後の診察は、手術後のフォロー的な要素が強いようです。

考えてもわからないので、来週の外科での診察が終了したら、とりあえず内科に行ってみようと思います。

 

入院費の支払い

僕が退院したのは2月24日の祝日でしたので、病院の事務がお休みだったため、入院費などの支払いは最初の外来診察日である、今日でということになっておりました。

入院費がいくらかというのは先日病院からお電話を頂いていましたので、もう既にわかっています。

診察を終え、今日の分の支払いをまず先に終えますと、そのまま入退院窓口の方へ行くように言われます。

入院時に預かり金として10万円を支払っておりまして、本来はその追加分を支払わなければいけないのですが、「限度額適用認定証」を事前に提出していたため、なんとその適用により、支払い額は10万円未満。

つまり、窓口にて、最初に預けた10万円で足りてしまっているので、お釣りまで返ってきちゃうということに。

決して得をしているわけではないことを頭ではわかっているのですが、どうしてもそういう気分になってしまいます。笑

返ってきたお釣りで「焼肉でも行く?」と嫁に軽い調子で投げかけたところ、「得してるわけじゃないんだよ」と、普通に怒られました。ごめんなさい。

入院費を支払った際に、その明細というのが発行されます。僕は生命保険に加入していまして、入院や手術もカバーしてくれている保険ですので、入院前から担当者とはやりとりしておりました。で、入院後に発行される明細が出たら連絡をくださいとのことでしたので、さっそく電話を。

この時点でようやく正式に、保険会社より専用の診断書や申請書等が送られてくることになりました。

書類は次回の外来時までには間に合うと思いますので、その際に診断書など、病院の方にお願いしようと思います。

次の診察は、一週間後の3月9日、月曜日です。