肺がんじゃなかったブログ

40代で肺に腫瘍が見つかった男性の日記です。

呼吸器内科での診察が一区切り。次回は一年後。

2020年10月1日

呼吸器内科での診察が終了

約3ヶ月振りに、呼吸器内科を受診しました。

手術をした呼吸器外科での診察が先月終了していますので、残すは呼吸器内科と、現在進行形で副鼻腔炎の治療中である耳鼻科のみです。

僕が最初に血痰で病院にかかったのが昨年の10月ですので、それから約一年。その最初の診察から診てくださっているのが、このたび受診した呼吸器内科の女医さんです。

前回の受診時、その先生が身内に不幸があり、急遽別の先生の代診を受けましたので、彼女にお会いするのはかなり久しぶり。手術を終えた3月に一度診て頂いて以来ですので、約半年振りくらいです。

手術に関しては大学病院の呼吸器外科にお世話になりましたが、それ以外は最初から診てくださっている先生ですので、安心感があります。久しぶりの再会で、ちょっと嬉しかったですし。

そして診察にて、僕が診断を受けた「類上皮細胞性肉芽腫」については、原因や詳細はわからないままだという説明を改めて受け、最終的には「サルコイドーシスの疑い」という結論に留まると。

同じようなものがまたできてしまう可能性についても尋ねたところ、その可能性はゼロとは断言できないけれど、今の段階では心配するようなことは一切ない、ともおっしゃってくださいました。

できることなら、僕の肺にできたものが何なのか、なぜできたのか、全部はっきりわかれば、よりスッキリするんですけどね。今の医学でもわからないことはまだまだあるんだと、それを改めて知りました。

とはいえ、癌の可能性もじゅうぶんあり、不安だらけだった日々が、手術をしたことにより「癌ではない」とわかり、ものすごくスッキリしたことは間違いありません。

明確な病名や原因などは不明のままですが、とりあえず今後は呼吸器内科での診察を続ける必要は無し、ということになりまして、これにて大きな一区切りとなりました。

 

次回の診察は一年後

約一年前、入浴中にいきなり血痰が出てしまい、不安を抱え訪れた呼吸器内科。

そこから色んな検査もしましたし、精神的にやられた期間もありましたし、死について考えたり、開き直ったり、本当に色々ありました。

先生には最後、「よく頑張ったね」「元気でね」との言葉を掛けられ、少しだけ泣きそうになりました。

こちらこそ、大変お世話になりました。いい先生に出会えてよかったです。

現段階ではこれ以上の診察の必要はないとの判断がされましたが、次回は一年後、CT撮影の予約が入れられることに。2021年の10月です。

一年後の予約を考えると、肺に関する診察が「全て終了」だとはまだ言い切れないのかもしれませんが、とりあえずはいったん「終了」ということで認識して良いみたいです。

ホッと一息です。ずっとそばで支えてくれた嫁にもすぐに報告。嫁も喜んでくれました。

しかしまだ、頭部MRIでたまたま見つかった副鼻腔炎の治療は続いていますので、同じ病院の耳鼻科には今後も通わないといけません。

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副鼻腔炎もスッキリ治して、早いとこ気持ちもスッキリしたいです。

そして病院通いも早いとこ卒業できたらな~と思う一方で、定期的に病院に通っているからこそ、体のことや健康のことについて、考えることができているような気もしてしまったり。

この度のことは間違いなく僕にとって、病気や健康について真剣に考えるきっかっけになりました。

いつか死んでしまうその日まで、できるだけ元気で生きていけるよう、自分でできることはしていこうと思います。

まずは副鼻腔炎を治します。