肺がんじゃなかったブログ

40代で肺に腫瘍が見つかった男性の日記です。

退院からの帰宅。一週間振りの我が家へ。

2月24日

退院祝い

一週間お世話になった病院を後にした僕は、父の運転する車にて、自宅まで送ってもらうことに。

僕の退院に際し、両親ははるばる田舎の長野から出てくてくれました。手術のとき来てくれたばかりなのに、東京と長野を行ったり来たり、大変な思いをさせてしまいました。その結果、僕の退院は、嫁、父、母と三人ものお迎えがいるという状態に。嬉しいことですけどね。

病院から自宅までは車で25分ほどです。

入院していたのは一週間ですけれど、車からの景色がとても懐かしくもあり、新鮮なものにも感じてしまいました。

自宅までの途中、両親が僕の食べたいものをご馳走してくれるとのことで、甘えることにします。

がっつり肉が食べたかったので、遠慮なくステーキをリクエストすることにしました。と言っても、ファミレスですけれど。笑

久しぶりに病院以外で食べるご飯は美味しかったです。

ご飯やお迎えに限ったことではありませんが、この入院に際し、両親には色々と甘えてしまいました。40代の息子が70代の両親に甘えてしまうだなんて…。

嫁や両親をはじめ、本当にたくさんの人に甘えてばかりです。

少しずつ返していかねば。

とりあえずファミレスでのご飯は、両親からの退院祝いとして遠慮なく頂き、食事を終えそのまま自宅まで送ってもらいました。

一週間振りの我が家に到着です。

 

帰宅できる幸せ

僕は入院前から、無事に手術を終え退院の日を迎え、自宅に帰るそのときを思い描いていました。

必ずそのときが来ると、そう信じて手術を乗り越えようと。

そして、そんな待ち望んだときがついにやって来たことになります。

自宅に到着し、玄関のドアを開け、「ただいま」と口に出した瞬間に、泣きそうになってしまうくらい嬉しかったです。

手術が怖くてたまらず、不安に押し潰されそうになりながら出掛けたのが一週間前。それを思うと、こうして無事に帰って来れたことが、なんだか不思議な感じもしてしまいます。

自宅のあらゆる場所、あらゆるものに「ただいま」と声を掛けます。

無事に戻ってこれたよ、と。

こうして帰宅できたことは、幸せとしか言えません。

両親は僕を送ったあと、すぐに長野まで帰って行きました。さらには僕たちが固辞するも、少なくはないお見舞いまで置いて行ってくれて…。親孝行せねば。

一週間入院していましたので、仕事も何かとたまっていますし、パソコンを起動させたい気持ちも湧きましたけれど、この日は何もしないことに決めます。

ゆっくりお茶をしたり、嫁の手料理を食べたりして、久しぶりの自宅にてのんびりと過ごしました。

病院のご飯が不味かったわけではないですけど、やっぱり自宅で嫁のご飯が食べられるのは幸せです。

こういう何気ない日常が、どれだけ幸せなことなのか、この気持ちを忘れたくないです。

夕食後、早めに入ったお風呂にて(まだシャワーしかできませんけれど)鏡で傷を見て、「よく頑張ったぞ、俺」と思った瞬間、突然涙が溢れてきてしまい、おもいきり泣きました。

無事に僕を家に戻してくれてありがとう。

 

注意事項

退院の前日に、病院から「肺の手術を受けた患者さまへ」という注意事項が書かれた紙を頂きました。

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痛みやリハビリ、傷の状態の確認、体力の低下に伴う感染予防などについて書かれています。

この他にも、お風呂は抜糸まではNGだったり(シャワーや半身浴はOK)、食事については特に制限がないことなども、退院前には聞いていました。お酒もほどほどにだったら特に問題ないそうです。

痛みは半年から1年くらい続くこともあるとのことですが、じょじょになくなっていくみたいです。実際に僕も、そんなにひどいものではありませんが、まだ痛みはあります。深呼吸すると奥の方が痛いですし、脇から背中にかけても常に少し痛みがある感じです。

傷の状態は、術後の入院中も毎日2~3回、看護師さんや先生が確認してれていました。退院後も赤くなったり腫れたりしたらすぐに診てもらうようにと。ですので今日から毎日、嫁に見てもらうことに。

手術前の状態に完全に戻すには、まだまだ時間が掛かりそうではありますが、こうして自宅に帰れたこと、そして日常生活に戻れたことは、大きな区切りではあります。

焦らず少しずつ、前の状態に戻していけたらと思っています。

今日も長い一日が終わり、一週間振りの自分のベッドで睡眠へ。

手術した右側が怖くて下にできないこともあって、まだ寝るときの体勢が定まりませんので、じゃっかんの辛さはあるものの、やっぱり自分のベッドはいいものだな~と。

ベッドに入って、病院での夜を思い出したりしているうちに、いつの間にかぐっすり眠ってしまいました。

明日は散歩に行ったり、体を動かしたりしようと思います。