肺がんじゃなかったブログ

40代で肺に腫瘍が見つかった男性の日記です。

保険の給付金が入りました。傷の回復も順調です。

2020年3月31日

保険の給付金

先週の月曜日に診断書を取りに行き、その日のうちに保険会社宛てに発送しました。で、翌日には到着したとの連絡が担当者の方からあり、給付手続きに入ると。

それから一週間。

あっと言う間に給付金が振り込まれました。早いです。

どれくらいで支払われるのかな~と思い、保険会社のHPを見たところ、「手続き開始の翌日から5営業日以内」と書いてありましたので、今日がその5営業日目なんです。なのでもしかして今日入るのかな?と思っていたところ、まさにその通りでした。

なんとなくですけど、こういうのってけっこう時間がかかる気がしてたんですけど、なかなかに早いものですね。

10月に初めて呼吸器内科を受診してから、入院と手術を経て現在に至るまでで、僕が実際に使ったお金は、全部で17~18万円ほどになります。限度額適用認定証の提出により、入院日と手術費は10万円未満に抑えられましたので、この額で済みました。

とはいえ、毎回の診察費に加え、CTなどの検査費もけっこうかかってます。あとはPET検査が3万くらいしたので、けっこう高かったです。

さらには入院から退院後までの約一か月ほど、がっつり働くというのができませんでしたので、その分もマイナスです。

ですので保険の給付金というのは、ありがたくないわけがありません。

結果的に、実際に病院で掛かった金額よりも、給付金の方が多く頂くことができました。仕事の休業期間など考えるとマイナスではありますが、それでも給付金のおかげで、家計全体に大きなマイナスを生じさせることもなく済みました。

これまでずっと保険料を毎月払い続け、ようやくその恩恵に預かることができたことに。

幸いにも僕は今回癌ではありませんでしたが、これが癌という結果で、抗がん剤などの治療が必要だったり、その他最新医療が必要だった場合、恐ろしいほどにお金がかかると思います。そういうことを考えますと、やっぱり保険ってちゃんと入っておいた方がいいと思います。

使わなかったら使わなかったでいいんです。

何かあったとき、保険があるのとないのとでは、本当に大きな違いです。

 

順調な回復

今日で3月も終わりです。手術からは一か月と10日ほど経ったことになります。

痛みの方は、右の乳首の真下あたりの肋間神経痛が、ときどき痛みはするのですが、そんなにたいしたものではありません。痛くないときの方がほとんどですので。

あとは、最初はホチキス部分、二度目は傷そのものが化膿してしまった、一番胸側の傷ですけれど、こちらも落ち着きました。

今、こんな感じです。

f:id:inudenchi:20200401205507j:plain

少し前までは、服が傷にさわっただけでも少々の痛みがあり、気になってはいました。それが5日くらい前からじょじょに気にならなくなり始めたんです。

傷もすっかりふさがりましたし、これはもう、あとはいっきに治っていく感じではないかと。

もう一か所、ドレーンの傷の方は、大きなかさぶたがあったのですが、それも4日ほど前に一度取れました。

f:id:inudenchi:20200401205529j:plain

お見苦しい画像ですみません。この取れたかさぶたがパジャマについておりまして、それを手に嫁に向かって「おまえの米に混ぜてやろうか」と脅迫したところ、本気で殴られそうになりました。

現在、再びかさぶたができておりますが、こちらの傷もあと少しで良くなっていくものと思われます。

そしてあと一つ、一番背中側の傷は、手術の傷とは思えないくらい、既に綺麗にふさがっています。

f:id:inudenchi:20200401205554j:plain

こちらは手術直後から、一番治りが早かった傷です。

以上、現在の傷はこんな感じなのですが、すこぶる順調に治っている、と言ってしまっていいかと思います。

こんなふうに順調に治っていくというのは、純粋に嬉しいです。

これらの傷が一週間後はどうなっているのか、一か月後はどうなっているのか。

その治り具合が、密かな楽しみだったりもします。