肺がんじゃなかったブログ

40代で肺に腫瘍が見つかった男性の日記です。

二度目の診察で人生初のCT。結節が見つかる。

2019年11月11日

初めてのCT

最初の診察から約20日後、呼吸器内科での二度目の診察です。今回は予約での診察という形なので、時間も決められています。

再び嫁に付き添ってもらい、病院に行きます。血痰事件以来、嫁さんに甘えっぱなしです。

診察の前にCT検査を受ける流れになっていましたので、まずは人生で初のCTへと臨みます。

と言っても、CTは特に辛かったり難しかったりする検査ではなく、ただ寝たまま装置に入って撮影されるだけです。機器の形などから、未来感も味わえる検査です。笑

ボタンのついている服のみ脱ぎ、あとは靴もはいたままで仰向けに寝て、機械の中へ。すると機械の音声で、息を吸って、止めて、楽にして、という指示があり、その通りにするだけでした。同じ指示が二度あり、撮影は終了です。

これでレントゲンよりもさらに詳しく体の中が見れてしまうというのは、不思議でたまりません。レントゲンももちろん不思議ですけれど、科学というのは凄いですね。

そんなことを考えつつ、CTを終え、続いては診察の順番を待ちます。

 

CTにて結節が見つかる

二度目の呼吸器内科での診察。先生は前回診てくださった女医さんです。

まず、血液検査と尿検査の結果から見せて頂き、クレアチニンというのが基準値より高かったものの、他は問題なし。

しかし、続いてのCT検査の結果です。これが大きな分かれ道でした。

右の肺に、「何か」が写ってると。

こちら、先生がプリントアウトしてくださったCTの画像です。

肺の結節

楕円形で、中が線のように空洞になっている何かです。

単刀直入に「これ、何ですか?」と先生に質問したところ、「わからない」と即答されました。笑

で、このときにミノキシジルの話をしておいた方がよいかと思い、その影響があるのでは?と聞いてみたところ、「それは全く関係ない」と一蹴されてしまいました。僕の勝手に作り上げたミノキシジル説が、一瞬にして崩れ去ります。ミノキシジル、罪を被せてごめんね。

で、結節が見つかり、ここからどうするかということになるわけですが、まず結核などの検査をすることになりました。

現時点ではこれが何なのか判別ができないので、一つずつ可能性をつぶしていこうということみたいです。

おもいきって「癌の可能性もありますか?」と聞いてみたところ、「今色々考えても仕方ないから、とりあえず一つずつ可能性をつぶしていこう」と、繰り返され、濁されました…。否定はしなかったということは、あー、癌の可能性もあるんだな、と思ってしまいました。余計なこと聞いたかもです。

まずは結核かどうかはっきりさせるため、次の週に胃液検査というものをすることになりました。

痰が出れば、その痰から調べられるようなのですが、僕の場合は痰も咳も出ていない状態です。その場合は、鼻から管を入れて胃液を吸い上げ、それを培養して調べるんだと。それが胃液検査です。

聞いただけで怖ろしい…。痰が出てくれれば、と思いはするも、出ないものは仕方ないです。

不安な検査ではありますが、次週、やるしかありません。

勝手にミノキシジルが原因だと思っていて、病院もこの日で終わると思っていた僕は、いっきに気持ちが落ちていきます。