肺がんじゃなかったブログ

40代で肺に腫瘍が見つかった男性の日記です。

初めてのPET検査。

2020年1月27日

転移の不安

診察から一週間後、PET検査という、癌が転移していないかどうかの検査を受けるため、少々遠出をします。いつもの病院ではPET検査を行っていないため、紹介状を持ち別の病院で受ける形です。

僕の場合は腫瘍がまだ小さいので、転移はしていないと思うと、そう先生はおっしゃってくださいましたけれど、やっぱり実際に転移の検査をするとなると、その不安が少しずつ芽生えてくるものです。

転移してたらどうしようって。

肺がんというのは、転移しているかどうかによって、そのステージも変わり、生存率も大きく左右されるみたいです。手術ができるかどうか、というのが分かれ道になっているみたいです。

つい先日、手術をするという大きな決断をしたわけですが、もし転移していることがわかったら手術も受けられなくなります。そうなるとまた、メンタル面も一度崩れてしまう可能性も否定はできません。

現在の僕は、「手術さえすれば生きられる」という考えのもと、前を向いている状態ですので。

もし転移が発覚したら、それが覆されてしまうことになるので、気持ちをまた一から作らないといけなくなります。

だからと言って、PET検査を怖れて拒否するわけにもいきませんし、これをやらないと手術にも進めないので、やらざるを得ないんですけどね。

ここまできたら、一つ一つこなしていくしかありません。

気持ちを前向きなものへと切り替え、初めてのPET検査へと臨みます。

 

初めてのPET検査

僕のPET検査の予約は13時から。で、検査の5時間前から食事はダメとのことで、この日は7時くらいには朝ごはんをして、それ以降は水しか飲んでいません。

検査の13時という時間は、普段なら昼食も終えている時間でして、昼飯抜きの空腹を抱えたままの検査ということになります。

PET検査というのは、特殊な薬剤を注射して、CTで全身を調べるというやつです。検査時間はトータルで3時間ほどとのこと。

CT撮影は寝てるだけなので怖いことは特にないのですが、薬剤の注射というのが少々不安です。僕は注射が苦手なので…。

そんな不安を抱きつつ、またしても嫁に付き添ってもらい、病院に到着です。

金属類は外しておかなければいかんとのことで、腕時計など全て外します。結婚指輪が外れなかったので、トイレで石鹸を使ったところ、一発で外れました。石鹸ってすげー。

その後は案内を受けるがままに着替え、問診を受け、薬剤の注射へとどんどん進行して行きます。

一番怖かったこの注射ですが、もしかしたらそんな気持ちの表れなのかもしれませんが…薬剤の投与を開始してすぐ、少しだけ僕は具合が悪くなってしまいました。なんだか少しくクラクラするな~と思ったら、大量の汗が噴出します。で、それを看護師さんに伝えたところ、数人の看護師さんたちが、横にならせてくれたり、血圧を測ったりと、助けてくださいました。

そうこうしていたら、すぐに落ち着きを取り戻した。一安心。

で、そこからCT撮影までの間は、1時間安静にして待機というシステムになっているんです。その間は読書とか会話もNGとのことで、案内された安静室にて、一人じっとしています。

そしてその場に響きわたるのは、空腹が故の僕のおなかの音…。もう鳴って鳴って、どうにも止まりません。笑

空腹感との闘い状態になっていると、あっと言う間に1時間が経過し、CT撮影へと呼ばれます。

CT撮影は20分。この20分ってのがけっこう長いのですが、その間も僕の腹は鳴り続けていました。腹減った…。さらには眠気まで襲ってくる始末。一体何をしに来ているのかわからなくなってきます。

そんなんではありましたが、撮影は無事に終わり、待合室にいる嫁のもとへと戻ります。

注射で少し具合が悪くなるというハプニングはありましたが、初めてのPET検査を無事終えることができました。全部で2時間ちょっとと、予定よりも早く終わりました。

病院を後にした僕たちは、おなかを満たすため、そのまま近くにあった回転寿司に飛び込んでから、帰路に就きました。

この日の検査結果は、30日の診察時にわかります。