肺がんじゃなかったブログ

40代で肺に腫瘍が見つかった男性の日記です。

退院5日後。化膿の疑いがあるため急遽外来診察へ。

2020年2月29日

病院に電話

傷の状態が、赤く腫れたり熱を持ったりするようなら連絡するように、と退院時に病院から言われていました。

僕の場合は特に腫れているわけでもなく、熱を持っているわけではありません。むしろ手術の傷の方は、特に問題ない感じです。

問題が生じているのは、ホチキスの針部分です。その一ヶ所がどうやら化膿してしまっているようです。

昨晩そのことに気付きましたので、この日は土曜日ではありましたが、朝イチで病院に電話してみます。

で、担当の看護師さんに繋いで頂き、現状を話したところ、診ないとわからないので来てください、と。さらには土曜なので、11時までに来てくださいと。

電話をしたのが9時半頃。11時までに行かないといけないとなると、もう今すぐに出る必要があります。久しぶりの大慌てで支度をし、出掛けることに。

確かに診ないとわからないでしょうから、もう行く前提で準備しておけばよかったですね。

とにかくそんな流れで、退院後最初の外来に、急遽赴くこととなりました。

 

化膿の治療が痛かった

なんとか11時までに病院に到着することができ、診てもらうことができました。

外来時はいつも同じ担当の先生だったのですが、この日は急遽でしたし土曜日でしたので、担当ではない先生に診てもらうことに。入院中には何度かお見掛けしている先生です。

馴染みの先生ではないということで、じゃっかん緊張しつつ診察室に入ったのですが、めっちゃ優しかったです。笑

入院時はちょっと怖い感じの先生なのかな~と勝手に思ってしまっていたのですが、全然そんなことはなく、丁寧で優しかったです。

肝心の傷の方なのですが、やはりホチキス部分が一部膿んでしまっていると。手術の傷ではなくホチキスの方が化膿するというのは、かなり珍しいみたいです。そう言われました。

月曜の外来まで待つかどうか迷った旨を伝えますと、処置は早い方がいいとのことで、今日来てくれてよかったとう返答。安心します。

そしてまず、その傷を留めていた4本のホチキスを抜くという作業から。本来これは2日後の月曜に、外来にてやってもらう予定だったのですが、急遽この場所だけ今日抜くことに。

この、ホチキスを抜く作業は、少し痛みはありましたが、そこまでではありません。

問題は、その次とそのまた次の処置です。

まず、ホチキス部分の化膿していた場所の膿を出すという処置。これはそれなりに痛かったですけど、我慢。消毒もしてもらいました。

その処置が終わると、「傷の方も少しだけあけてみますね」という恐怖のお言葉。つまり、手術の傷跡の方にも化膿が広がっていないかどうか確認する、という意味だと自分なりに解釈し、これはちと痛いかも、と覚悟を決めます。

そしてその予想どおり…痛かった。

しかし痛いからと言って逃げ出すわけにはいきませんので、処置が終わるまで我慢します。当たり前ですけれど。

全ての処置が終わり、「終わりましたよー」という先生の声で、ようやく入っていた力が抜けました。処置の間中、おなかのあたりをつねって耐えていたので、おなかが真っ赤になってました。

 

傷にガーゼ

僕の手術跡の傷は全部で三ヶ所ですが、これまでそのどこも、ガーゼをあてたりしていません。つまり、むき出しの状態ですね。消毒とかも特にせずです。

かつては消毒したりしてたみたいなのですが、今は特にそれもせず、基本は乾かすみたいです。その方が治りがいいと。退院時に消毒やガーゼについて先生に聞いたところ、そう教えてくれました。

しかし、この日に化膿の処置を終えた僕は、その部分に初めてガーゼがあてられることに。

ガーゼの目的は「服を汚さないため」だと言われました。ですのでしなければいけないわけではない、と。

確かに処置にて膿が出たり出血もありましたので、このまま服を着たらそういうのがついちゃいますからね。

処置を施してもらい、お会計も済ませ、病院を後にします。土曜日の病院は閑散としていてとても静かでした。

帰り道、傷を開いて確認してもらった部分が、歩いたり体を動かすと少し痛みます。

これはしばらくガーゼは必要だと思い、ドラッグストアでガーゼとテープを購入。

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傷が落ち着くまで少しの間、痛みとは付き合っていかなければいけないかもしれません。

手術後の回復は全て順調だと思っていたのですが、そう甘くはなかったです。

とにかく今日、ちゃんと化膿の処置をして頂きましたので、これ以上悪くならないことを願います。