肺がんじゃなかったブログ

40代で肺に腫瘍が見つかった男性の日記です。

手術から2週間。新型コロナウィルスへの不安。

2020年3月5日

手術から2週間

今日で手術から2週間が経ちました。

2日に抜糸を終え、傷の具合も先生に診てもらったので一安心。

ウォーキングなど毎日している甲斐もあってか、体力も呼吸機能も、だいぶ回復しているのではないかと思われます。

早歩きをしたり、階段を早足で駆け上がったりすると、以前より少々息が切れやすいので、そんなところから、まだ100%ではないな~というのが、なんとなくわかる感じです。パーセンテージで言ったら、まだ70%くらいな気はするんですけど、普通に歩いているだけでしたら全く問題ありません。

おそらくこの感じでしたら、体力も呼吸機能も、時間とともに以前と同じ状態に戻っていくのではないかと思われます。

あとは傷とその周辺の痛みですが、そちらも完全に治るには少々時間は掛かりそうです。とはいえ激痛があるわけではなく、普通にしている分には生活にも支障はありません。まだ激しい運動とかは傷に響いてできませんけれど。

きっと一ヵ月後、二ヵ月後、三ヵ月後と時間の経過とともに、明らかに回復していくはずです。

2週間前の僕は、手術が終わりベッドの上で動けなかったわけですからね。それを考えると、今こうして普通に歩き回れていることが、嬉しくてたまらないです。そして、幸せに感じます。

無事に手術も終え退院もしましたので、お預けになっていた温泉旅行にでも、嫁と出掛けたいところではありますが…。

肺を手術した僕の前に、新型コロナウィルスというのが立ちはだかります。

 

新型コロナウィルス

現在、新型コロナウィルスが世界中で猛威を振るっています。

僕が入院した2月18日の時点でも、既にコロナが報道の多くを占めていましたので、もちろん僕も国内の状況については見聞きしておりました。

コロナウィルスは、症状が出なかったり軽く済む場合もある一方で、持病などある人などは重症化しやすいということも。

僕自身、喘息という持病がありますので、その時点で他人事ではありません。さらに肺の手術後というのは、感染症で肺炎を起こしやすいとのことで、コロナウィルスに感染した場合も、同様にそのリスクはあるとのこと。

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せっかく頑張って手術を乗り越えたのに、コロナで肺炎になり死ぬというのは、なんとしてでも避けたいです。

僕の嫁さんも、現在生活には特に支障がないのですが、免疫系の難病を抱えています。ですのでコロナに感染した場合には、同じく重症化のリスクがあるんです。

つまり、僕も嫁も、コロナをもらうわけにはいかないんです。

手洗いやマスクなど徹底はしているものの、こればかりはどこでどうもらってしまうか、100%の安全はきっとないですからね。

そうなると必然的に、電車なども含め、人ごみは避ける傾向になってきますので、出掛けること自体を控えるように。

手術後でまだまだ静養期間であるとはいえ、退院したら遊びに行こうと思っていたところも色々ありましたし、温泉旅行にも行こうと思っていたので、それらを我慢せざるを得ないのは残念ですけれど、命には代えられません。

死のリスクを冒してまで、今遊びに行くという選択は、どう考えても愚かです。

いつ終息するかはわかりませんけれど、それまでは我慢です。いつか必ず終息するので、遊ぶのはそれからでもいいんです。

安全が約束されるまでは、自身で身を守るしかありません。

自分や家族が「重症化するかもしれない」という人にとっては、コロナは本当に脅威です。

マスクや消毒液など、なかなか手に入りにくい状況が続いていますけれど、自分でできる対策は絶対に怠らないようにしなければいかんです。

油断は禁物です。